小松屋 袖ふる館
住所:豊橋市往完町郷社東97  
 TEL:0120-084-729                
営業:10:00〜19:00                  
定休:水曜日                          
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2015年07月03日

幻の染め、黄櫨染。工房 夢祐斎さんで研修してきました!

昨日に引き続き、ということで。

今回は工房見学のもよう。



まあ何気に黄櫨染というと、色が変わる、紫外線や赤外線によって耀変する染色だー

ぐらいは知ってたし、他社の物は見たことあったのだけども。

全然違いましたね↓



↑今まで見たのとは全然、別の物じゃないかってくらい…まあ感動しました!

説明などよくよく聞いてるとこの黄櫨染は平安の頃からあり、途絶えかかった技法なのだそう。
(また詳しいことは1番下のほうに書きますね。ついでに工房のリンクも貼ります、よかったら)

皇室にしか許されなかった染色なのですって。

それを研究、復興させたのが作家 祐斎先生とのこと。先月にお店に来てくれた一竹 辻が花しかり。
平安から忘れられてる技法とかまだまだあるのかなぁ



作品などなど。
工房の作品の中にはルーブル美術館で展示をした作品なんかもあるそうで、ヴィ○ンやらジ○ンシィやら色んな海外ブランドが見学に来たそう。

黄櫨染みたいな耀変性は日本にしかない、とのこと。まさにメイドインジャペェーン

こちらの夢祐斎さん
7/24(金)~7/27(月)の4日間
小松屋 袖ふる館で展示をします。

これはホントに実物を見て欲しい逸品だぁ…。

黒が赤に、青が紫に、手品を見てるようでした。
夢祐斎さんお世話になりました!
また月末お待ちしてます(^^)



黄櫨染
櫨、蘇芳、紫根の特殊な配合で染色すると太陽光(紫外線や赤外線)で色が変化する独特な染色技法。


黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)
天皇陛下が儀式などでご着用される、
こんな感じの↓

この色の物は天皇陛下しか着用を許されない色らしく、工房でも違う色の物しか作ってはいけないそう。


工房 夢祐斎
http://yumeyusai.jp

ちなみにちらっと話が出た辻が花に関する記事もよかったら見てみてくだされ
辻が花①

辻が花②  


Posted by きょー  at 18:07Comments(0)日記/その他一般